2021.02.18
技能検定員として、立ち合い・採点を行いました
先日、外国人技能実習生の随時3級 機械加工(数値制御旋盤作業)の技能検定員として、立ち合い・採点を行いました。
技能実習生と言っても、多くは安価な作業者として雇用されているのが実態ではないでしょうか。
建前と実態のギャップを感じている方も多いと思います。
今回の検定内容は、正直な所「ここまでの技量を求めるは難しいのでは?」と思える内容でした。
量産加工の場合は、簡単な段取り替えとチップ交換・補正を含めた、作業者としての業務内容となり、一からプログラムを組む業務は生産技術の決まった担当者数名だけかと思います。
今回二名の方が検定を受けられ、かなり勉強をされた様で、僅かの減点があっただけで、無事合格の判定をする事が出来ました。
機械をぶつけてしまうと一発で失格となり、プログラムの間違いは大きな事故にも繋がりますので、私自身もプログラム確認を慎重に確認しましたが、事故につながる様な問題も無かったため、無事に終える事が出来て本当に良かったです。